築42年の戸建てが蘇る瞬間|狭山市柏原フルリノベーション物語

狭山市柏原フルリノベーションの物語

築42年――。
この家は、長い年月を静かに刻んできました。
軒先に差す夕陽に照らされて、色あせた外壁や、少し頼りない木の手すりがくっきりと浮かび上がります。

けれど、この家に一歩入ると、不思議と懐かしい温もりが漂っていました。
家族が長年ここで暮らし、笑い、日々を積み重ねてきた時間の匂い。

リノベーションは、すべてを壊して作り直すことではありません。
むしろ「残すもの、変えるものを見極めること」が最も大切です。

こちらの家も同じ。

大きな解体工事は行わず、間取りを活かすように柱や梁もそのまま。

しかし、生活の中心になる部分――水回りや内装は徹底的にリニューアルしました。

階段ビフォー

長い年月を刻んだ階段
階段アフター

フローリングとクロスを刷新し、安心して昇り降りできる階段に

入念に手を入れたのは、キッチンと浴室でした。
古いタイル張りの壁は、長年の湿気でところどころ変色し、コンロも年季の入った表情をしていました。

職人さんたちは、黙々と古い設備を外し、丁寧に新しいシステムキッチンを設置していきます。
コンロが据え付けられ、白いワークトップが現れた瞬間、空間がパッと明るく見えました。
古いものを取り除くのではなく、そこに「新しい息吹を添える」作業。
それはまるで、眠っていた家が少しずつ目を覚ますようでした。

キッチンビフォー
使い込まれたタイル張りのキッチンは、当時の面影を色濃く残していました
キッチンアフター
白いワークトップが明るい印象をもたらす最新システムキッチン

コンロビフォー
年季の入ったコンロは味わいがありつつも使い勝手に課題がありました
コンロアフター
最新のガスコンロに入れ替え、調理がスムーズに

和室ビフォー
畳も壁も色褪せ、年月を感じさせる和室
和室アフター
清潔感と趣を両立する和モダン空間に再生

ベランダビフォー
コケが生え、床板が劣化していたベランダ
ベランダアフター
板を新調し、開放的で清々しい空間へ

洗面所ビフォー
経年で色褪せた洗面台とタイルの壁
洗面所アフター
最新の洗面台に入れ替え、清潔感ある空間に

浴室ビフォー
タイル張りで経年を感じさせる浴室
浴室アフター
新しいユニットバスで清潔感と快適さが一新

リビングビフォー
くすんだ床と壁が年月を物語るリビング
リビングアフター
明るいフローリングと落ち着きのあるクロスで生まれ変わったリビング

リノベーションの魅力は、古い家を「新築そっくり」にすることではありません。
築年数が重ねた時間と、その家だけの空気を残しながら、暮らしやすさを足していく。
だからこそ、完成した家には深い味わいと安心感が宿ります。

築42年のこの家も、適切な診断と丁寧な手入れで、ここまで変わるのです。

リビングに立って明るいキッチンを眺めると、これから新しい家族が集い、毎日を積み重ねていく光景が自然と思い浮かびます。

ここから先の時間は、この家を選ぶ人たちが紡ぐ物語です。
もし、あなたがその一員になるとしたら――
一度、実際にこの空間に立って、確かめてみてください。

📌 この家を、実際にご覧になりませんか?

築42年の時間を大切にしながら、安心と快適を一つひとつ積み重ねてきたリノベーション住宅です。

「百聞は一見にしかず」。ぜひ現地で、この空気感を体感してください。

新しい暮らしのはじまりを、一緒に考えてみませんか?